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2011年9月26日月曜日

いっしょに、パチリ!

パリ・オペラ座前の外灯です。パリらしいオブジェなので、外灯単独で撮りたかったのですが、ユニークな女性がドリンク休憩中。なかなか動いてもらえないので、一緒にパチリでした。外灯の大きさがわかりやすくなった、ということで、ケガの功名?外灯の天辺の、二羽の鳩もいっしょに!

パリ・オペラ座のモーツァルト

パリ・オペラ座を正面からじっくり観察すると、7人の小さな彫像が、間隔をおいて横に並んでいるのが見えます。左から3番目がベートーベン、4番目がモーツァルト。モーツァルトが中央になります。こんな所にも、リアルな音楽の歴史を感じます。

イシドール・ピルスの天井

パリ・オペラ座玄関の天井には、4つの寓意的なテーマが描かれています。この正面の一枚は、アポロンの勝利。見るべきものがたくさんあるので、バレエ鑑賞などとは別に、見学のみの日を予定しておきたいです。

2011年9月25日日曜日

ここは、ヴェルサイユ?

ここは、パリ・オペラ座の中央ロビーです。まるでヴェルサイユ宮殿の、鏡の回廊にいる気分。こちらの方が、ちょっと派手かもしれません。古典様式で豪華。天井画は、ポール・ボードリーが音楽史をテーマに描きました。19世紀当時には、どんな人々がどんな話をここでしていたのでしょうか。

2011年9月20日火曜日

ジャン=バティスト・リュリ

いらっしゃいましたね、リュリさん!弱冠21歳で宮廷作曲家に登用されて、ルイ14世の寵愛を受けました。人間的には評判が悪かったようですが、第一級の芸術家でした。パレ・ロワイヤル座を本拠地に、フランス様式のオペラを確立、『アティス』や、宮廷バレエ『クセルクセス』などを世に出しました。『クセルクセス』のカズーが聞こえる曲は、当時がしのばれる大好きな曲です。(パリ・オペラ座内)

2011年9月18日日曜日

ある日の、オペラ座のある風景

パリ滞在中は、毎日オペラ座を起点として行動していました。「今日のオペラ座」を楽しむために…。1875年オープンのこのオペラ座は、確か13代目の建造物だと思います。1669年(この年号は、オペラ座の緞帳に記されています)、ルイ14世の許可により誕生した最初のオペラ座は、6区のマザリーヌ通り42番地あたりにあったようです。できることなら、その13の劇場跡をたどってみたかった!!

2011年9月17日土曜日

コンテンポラリー・ダンス

この日の演目は、ケースマイケル振り付けのダンス『RAIN』。スピーディで力強く、しかも繊細なダンスが、”雨”というモチーフをからめながら、まるで一篇の詩のように、目の前に展開されました。生オーケストラの、”雨”を感じさせる素晴しい現代音楽とともに、一時間ぶっ通しで踊りっぱなし。シンプルな衣装をまとった若いダンサーたちの新鮮な才能に、脱帽!!

2011年9月16日金曜日

「夢幻」 ☆シャガールの天井画☆

すわった座席の真上に広がる、幻想的な世界。圧巻です。パリ・オペラ座の建築家・ガルニエ自身のデザインによる中央のシャンデリアが、劇場全体をきらびやかに包み込みます。1964年、時の文化相A・マルローの決断により、オリジナルの天井画にかえて、この画が設置されました。ガルニエの叙情的な本質を、シャガールという新しい息吹が受け継いでゆく、ということなのでしょう。黄色い絵の部分には「白鳥の湖」と「ジゼル」が、抱き合うカップルが見える緑の絵の部分には「ロミオとジュリエット」が描かれています。しばし、放心状態……。

2011年9月15日木曜日

大好きな、劇場という空間

私の座席は、前から四列目のど真ん中でした。ちょうどそこから後ろを見渡すと、このような風景が広がっています。このゴージャスさは、パリ・オペラ座ならではでしょうね。意外だったのは、劇場空間がキュッと狭く、座席もぎっちり詰まった感じだったこと。だからこそ、カーテンコールのときの一体感が、強いものになるのでしょう。(ボックス席は、ゆったりすわれそうでした。)

いろいろな思いが…

バレエ公演を見終わったあとは、皆それぞれの思いをいだきながら、パリの街へと流れてゆきます。この日はマチネだったので、まだ昼間…。今見た公演のことを話しながら、ゆったりカフェでお茶、なんて豊かな時間を、歴史的な空間でできる幸せ、なかなか他にありません。(パリ・オペラ座内から)

2011年9月10日土曜日

ルーブルが見える!

パリ・オペラ座のバルコニーからの、この眺め…。ルーブル美術館が、意外に近くに感じます。日本で活躍中のパリジェンヌ・エッセイスト、ドラ・トーザンによれば、フランス人はこのようなパースペクティブ(遠近画法)が、大好きだそうです。19世紀の人たちも、オペラ大通りの先にあるルーブルを眺めていたかと思うと、感慨もひとしお……。

2011年9月8日木曜日

C'est magnifique !

見よ!この壮麗さを!と、思わず叫びたくなりながらも、これを悪趣味と思う人もいるのだろうなあ、とどこか冷めた自分もいたりして、ちょっとびっくり…。日本にいては絶対に味わえない、この圧倒的な西洋の感覚が気持ちよかったり、その歴史の重さに呆然としたりして、心が騒がしい…。(パリ・オペラ座内)

摩訶不思議?

何やらシンメトリーの砂丘のような、棚田のようなこのオブジェは、パリ・オペラ座の大階段を、上から見たものです。デザイン的にとても面白い!手前の小さなテーブルの所では、若い男女の職員が、掛け合いでプログラム売りの歌をうたっていました。その独特のメロディは、いにしえの時を感じさせ、しばしタイムスリップしたような、不思議な気持ちになりました。

☆わくわく、どきどき☆ の、はじまり!


オペラ座内の大階段…おお、よくエトワールのダンサーたちが、ポーズをとって撮影されていたのは、階段のこの部分だったのね!なんとも感激…。(お客さんたちの、普段着ぶりが、ちょっと気になりますが…)


この建物は、なに?


どこかで見たことがあるような、ないような…。歴史を感じさせるこの建造物は、いったい何?実は、パリ・オペラ座を真裏からみたところなんです。あまり、こういうショットは見たことがないなあ、と思いながらシャッターを切りました。ヨーロッパの友人たちに、とても好評の一枚ですが、それがなぜだか、よくわかりません。きれいなシンメトリーの建物だから?…それとも何か他の理由でも……。