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2011年9月16日金曜日

「夢幻」 ☆シャガールの天井画☆

すわった座席の真上に広がる、幻想的な世界。圧巻です。パリ・オペラ座の建築家・ガルニエ自身のデザインによる中央のシャンデリアが、劇場全体をきらびやかに包み込みます。1964年、時の文化相A・マルローの決断により、オリジナルの天井画にかえて、この画が設置されました。ガルニエの叙情的な本質を、シャガールという新しい息吹が受け継いでゆく、ということなのでしょう。黄色い絵の部分には「白鳥の湖」と「ジゼル」が、抱き合うカップルが見える緑の絵の部分には「ロミオとジュリエット」が描かれています。しばし、放心状態……。

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